リハビリテーション

理学療法


理学療法士(PT)のおこなう理学療法は、基本的動作や日常生活活動を維持、改善、また外出などの活動と参加の促進するために、歩行練習や立ち上がり練習などの基本的動作の練習を行います。
そして、その機能を使っての生活、社会参加に至るまでの在宅総合支援をしています。

作業療法


作業療法士(OT)のおこなう作業療法は、利用者様に様々な作業の複合的動作バリエーションの中で機能回復を目指します。
作業療法は、生活や社会参加に応じた「応用動作」つまり日常生活をスムーズに送るための複合的動作を可能とするためのものであり、「創作活動」(手工芸や芸術)や「レクリエーション」(遊び、スポーツ)日常動作である「生活活動」(食事、料理、掃除、読書など)を通し、在宅復帰、在宅支援を目指します。

言語療法


言語聴覚士(ST)のおこなう言語聴覚療法は、利用者様にことばなどのコミュニケーションに必要な機能や、食べる機能の障害に関して、訓練、助言、指導を行っています。 リラックスした状態で、楽しくコミュニケーションがとれる環境や安全においしく食事として頂ける環境作りに取り組んでいます。

学習療法


学習療法とは、科学的に効果が証明された、認知症の維持・改善を目的とする非薬物療法で、当施設では平成20年より導入しています。
音読と計算を中心とする教材を用いた学習を学習者と支援者(学習療法実践士)がコミュニケーションをとりながら行うことにより、学習者の認知機能やコミュニケーション機能、身辺自立機能などの前頭前野機能の維持・改善を図るものだと定義されています。
当施設では学習療法を皆様の生活に活かすため、日々工夫にチャレンジしています。
認知症の維持・改善と予防に「読み書き」「計算」が有効です。

初回ご利用時には、全員のMMSE(認知機能の検査))とFAB(前頭前野の機能検査)を実施しております。(評価対象者はMMSE25点以下の方です)
評価対象者へは、ご利用(入所・通所リハビリ)開始3ヶ月間、認知症短期集中リハビリとして、学習実践士のリハビリスタッフ(PT・OT・ST)が実施いたします。
通所リハビリでは、個別でご希望の方に当施設の学習療法実践士(介護職員)が実施いたします。
(自費となります)

※ 当施設は「学習療法実践モデル施設」に委嘱しています。
※「学習療法マスター」資格者が3名、「学習療法実践士」が12名います。
※「認知症ケア専門士」が3名います。

集団リハビリテーション


加齢による運動能力低下への対処のような共通のリハビリテーションです。
これは、集団で行うもので、個別リハビリテーションのへの「準備運動」になることもあります。
一定の時間歩行する、手足の曲げ伸ばしをして関節を柔らかくする等、筋力低下の予防を行います。其々に専門職である理学療法士・作業療法士・言語聴覚士がつきますので、サービスは効率的です。

個別リハビリテーション


障害の残ってしまった方の日常生活を楽にするものです。
障害は、それぞれの人で違ったものなので、お一人おひとりに合わせたプログラムを作り、サービスを提供しています。

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